Works & Cases

開発事例・実績

MDX株式会社が取り組んできた開発事例を、アプリ開発・業務自動化・ポータルサイト開発の3本柱ごとにご紹介します。課題の起点から設計・実装・運用まで、現場の要望を丁寧にヒアリングしながら進める体制を大切にしています。まず自社の事業で実運用して磨いた仕組みを、他社の課題に合わせて展開しています。

医療機関向け事例は、情報保護の観点から匿名化して掲載しています。公開済みのポータル・プロダクトは実名でご紹介しています。

ポータルサイト開発

業界・地域に特化したポータルサイトを企画から開発・運営まで一貫して手がけています。自社で複数の運営を続ける中で積み上げた知見を設計に活かしています。

MDX Portal

業界特化ポータルの共通生成基盤と自社運営ポータル群

課題 複数の業界特化ポータルを低コストで継続運営するには、サイトごとに手作業でビルドする方式では限界があった。掲載情報の更新や追加に時間がかかり、品質の均一性も保ちにくかった。
解決 Pythonで独自の静的サイトジェネレーターを内製し、複数ポータルへの展開を一元化。公的・民間データソースとGeocoding APIを組み合わせ、全国規模の施設・事業者情報を掲載できる基盤を構築。中立性チェックをCI上に二重化して品質を担保。
技術
Python(静的サイトジェネレーター内製) Geocoding API GitHub Pages GitHub Actions(CI) Cloudflare GA4 / Search Console
効果

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MDX Portal

自社コーポレートサイト構築とSEO運用の自動化

課題 更新のたびに手作業でサイトマップ再送信やURL検査が発生し、対応を忘れると新規ページの検索表示が遅れる——という見えにくい機会損失が積み重なっていた。
解決 GitHub Actionsを用いて、サイト更新時のSearch Console APIへのサイトマップ再送信・URL検査を自動化。mdx-inc.co.jp(本サイト)を静的HTMLで構築し、高速表示・SEO最適化を両立。
技術
静的HTML / CSS / JS GitHub Pages GitHub Actions Search Console API Cloudflare GA4
効果
  • コンテンツ更新後の検索インデックス登録作業を自動化し、手動対応を不要化
  • 静的配信によりページ表示速度とCore Web Vitalsの安定を実現

※ ポータルサイトに関する掲載件数・SEO指標の具体数値は、実態に応じて別途ご説明いたします。公開情報以外の数値は本ページには記載していません。

業務自動化

定型的な業務フローを、人の目を残しながら自動化します。「送信は人間が判断する」「最終承認は専門職が行う」という設計を徹底しています。

医療機関向け

レセプト算定漏れの自動チェック支援ツール

課題 レセプト算定のチェックは専門的知識を要し、事務スタッフへの負担が大きかった。見落としのリスクを減らしながら、患者情報を保護できる仕組みが求められていた。
解決 Pythonを用い、医療機関のご要望(患者情報の保護・算定漏れの少ない算定・事務スタッフの負担軽減)を丁寧にヒアリングしながら設計・実装しました。AIによる算定内容の二次チェックを組み込み、人の目だけに頼らず見落としを仕組みで防ぐ構成とし、最終判断は専門職が行う「人間のレビューを前提とした設計」を採用しています。
技術
Python ルールエンジン(内製) Playwright(カルテ取得) AI二次判定 pytest
効果
  • 算定の「被疑箇所」を根拠付きで提示し、専門職の確認業務をサポート(算定の最終判断は人間が行う設計)
  • チェック基準の標準化により、担当者依存のバラつきを低減
  • 患者情報はシステム内に閉じた設計で、外部への流出リスクを抑制

AI・自動化の位置づけ: AIによる判定結果はあくまで二次チェックの補助情報であり、算定の可否・最終判断は必ず専門職(医師・医事スタッフ)が行う設計です。

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医療機関向け

公的文書(主治医意見書等)の記載内容チェック

課題 主治医意見書などの公的文書は記載ルールが複雑で、確認漏れや様式の誤りがトラブルにつながるリスクがあった。手作業による目視確認には限界があった。
解決 PDFからテキストを抽出し、項目ごとの記載内容・和暦西暦の整合性・必須フィールドの有無を自動チェック。重要度付きのレポートで確認すべき箇所を明示し、担当者が優先して見るべき項目を絞れるようにした。
技術
Python pdfplumber 和暦西暦正規化(内製) 重要度付きレポート生成
効果
  • 記載ミスの早期検出により、提出後の差し戻しリスクを低減
  • 重要度付きの出力で、担当者が確認すべき箇所をすぐに把握できる

※ チェックはあくまで確認の補助であり、記載内容の最終的な判断は担当者が行う前提の設計です。画像PDF(スキャン系)はテキスト抽出の対象外となり、その場合はツールが明示的に警告を出します。

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医療機関向け

訪問看護指示書の未作成検出アラート

課題 訪問看護の指示書は有効期限の管理が必要で、更新漏れが業務上のトラブルにつながるリスクがあった。担当者が個別に確認する運用では抜けが生じやすかった。
解決 業務システムからの情報取得を自動化し、指示書の未作成・期限切れ間近の患者をルール判定でリストアップ。Gmail APIで担当者へアラートメールを送信。重複通知を防ぐ制御とdry-runモードを実装し、誤送信リスクを低減。
技術
Python Playwright Gmail API ルール判定エンジン 重複通知抑止 dry-runモード
効果
  • 指示書の更新漏れを仕組みで検出し、担当者が個別に確認する負担を軽減
  • dry-runモードにより、本番導入前の動作確認と安全検証が可能

※ アラートは気づきを支援する仕組みであり、対応要否の最終判断は担当者が行う前提の設計です。

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中小企業向け

HR SaaS からナレッジ基盤への人事マスタ自動同期

課題 人事マスタが複数ツールに分散し、入退社や部署異動のたびに各所へ手作業で転記。反映漏れ・タイムラグが、現場の情報参照ミスや二重管理の手間につながっていた。
解決 HR SaaSのREST APIを介して人事情報を取得し、所属・役割に応じたナレッジ基盤への自動反映を実装。機微情報(特定個人情報・口座番号等)は同期対象外とし、読み取り専用の設計で権限を最小化。
技術
Python REST APIクライアント 部署ルーティング(内製) 読み取り専用設計
効果
  • 人事異動・部署変更のナレッジ基盤への反映を自動化し、手作業の同期作業を削減
  • 特定個人情報は同期対象外とした安全設計で、情報漏洩リスクを構造的に排除
業務自動化

社内チャット運用の半自動化(人間ゲート維持型)

課題 複数のチャット経路に来る問い合わせへの対応が分散しており、優先度の判断と返信下書き作成に毎日一定の時間が取られていた。
解決 メッセージの取得・分類・返信下書き生成を自動化。送信の最終決定は必ず人間が行うゲートを維持し、二重送信防止の制御も実装。誤送信リスクを構造的に排除した半自動化フローを構築した。
技術
Python チャットAPI連携 LLM(返信下書き生成) 二重送信防止 人間ゲート設計
効果
  • 対応の優先度判断と下書き生成を自動化し、担当者の確認・送信作業に集中できる体制を実現
  • 送信は人間のアクションにより発火する設計で、誤送信リスクを構造的に排除
業務自動化

求人媒体の半自動オペレーション(認証境界は人間維持)

課題 公的求人媒体への定期的な情報更新・掲載管理に繰り返しの手作業が発生しており、担当者の工数を圧迫していた。
解決 OTPなどの認証操作は人間が行う境界を設け、認証後の定型操作(掲載情報の更新・確認・スクリーンショット取得等)を自動化。認証情報を自動化ツールに渡さない設計で、セキュリティリスクを最小化した。
技術
Python Playwright(ブラウザ自動操作) 人間ゲート設計(認証境界) スクリーンショット検証
効果
  • 定型更新作業の大部分を自動化し、担当者の手作業時間を削減
  • 認証情報はツールに渡さない設計で、セキュリティ上の安全境界を維持

※ 業務自動化事例における医療機関の名称・スタッフ・患者情報は一切掲載していません。記載内容は情報保護の観点から業種・機能の記述に抽象化しています。

アプリ開発

現場の業務フローに合わせたWebアプリ・管理システムを要件定義から実装まで手がけます。既成ツールでは対応できない課題に、カスタム開発で対応します。

中小企業向け SaaS

中小企業向け統合労務SaaS(雇用契約書をSSoTに、勤怠・給与・社保へ自動派生)

課題 中小企業の人事総務では、雇用契約書・勤怠管理・給与計算・社保手続きがそれぞれ別ツール・別ファイルで管理されており、変更のたびに各所への転記が発生していた。
解決 雇用契約書をシステム全体のSSoT(Single Source of Truth)とし、そこから勤怠・給与・社保の各データを自動派生させるアーキテクチャで統合労務SaaSを開発中。全銀協フォーマットへの出力、Stripe Billingによる月次課金管理も組み込み。
技術
Expo(React Native) Next.js Supabase Stripe Billing 全銀協フォーマット出力 TypeScript
効果
  • 雇用契約書からの情報一元管理により、各種書類への転記作業をなくす設計
  • モバイル・Web両対応のマルチプラットフォーム構成で、現場からの操作を実現

※ 現在開発中のプロダクトです。導入実績については別途お問い合わせください。

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業務自動化 / アプリ開発

資料制作・発信の自動化(人間ゲート+機微情報フィルタ)

課題 プレゼン資料(PPTX)を社外発信用の記事に変換する作業が手作業で発生しており、機微情報の混入チェックも担当者の目視に頼っていた。
解決 PPTXから各スライドの内容を解析し、LLMで記事下書きを自動生成するパイプラインを構築。Vision APIへの送信前と応答後の2段階で機微情報フィルタを適用(バイパス禁止設計)。最終公開は必ず人間が承認するゲートを維持。
技術
Python Vision API LLM(記事生成) 機微情報二段フィルタ fail-close設計 人間ゲート(公開承認)
効果
  • スライド→記事下書きの変換時間を大幅に短縮し、担当者は編集・承認に集中できる体制を実現
  • 機微情報フィルタの二重化により、意図しない情報発信リスクを構造的に排除

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技術スタック横断まとめ

MDXが事例を通じて活用している主な技術スタックです。

Python Next.js React Native(Expo) TypeScript Supabase Playwright 静的サイト生成(内製) OCR / Vision API LLM / AI API Geocoding API Stripe GitHub Pages / Actions Cloudflare Resend Search Console API Gmail API

技術選定の前に、まず現場の課題と運用のしやすさを丁寧に確認します。流行の技術を優先するのではなく、「現場の課題起点で内製できる体制」を大切にしています。

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