中小企業向けSaaS|MDX App

中小企業向け統合労務SaaS
― 雇用契約書をSSoTに勤怠・給与・社保へ自動派生する開発事例(開発中)

雇用契約書・勤怠・給与・社保が別ツールに分散し転記が絶えない中小企業の人事総務課題を、雇用契約書をSSoTとして各データを自動派生させるアーキテクチャで一元化する統合労務SaaSの開発事例(現在開発中)。モバイル・Web両対応で現場の操作性を重視。

※ 本プロダクトは現在開発中です。導入実績については別途お問い合わせください。

背景と課題

中小企業の人事総務では、雇用契約書・勤怠管理・給与計算・社会保険手続きがそれぞれ別のツールや別のファイルで管理されているケースが多く見られます。従業員の入社・退職・異動・給与変更のたびに、同じ情報を複数の場所へ手作業で転記しなければならず、転記ミスや更新漏れのリスクが常につきまといます。

特に規模が小さい組織では、これらの管理を少人数のスタッフが兼務していることが多く、「雇用契約書を変更したのに勤怠システムに反映されていなかった」「給与計算の元データと雇用条件が食い違っていた」といった問題が気づかないうちに蓄積しやすい構造があります。

また、既製の人事・給与ソリューションは大企業を前提とした設計が多く、中小企業の実態に合わせた柔軟なカスタマイズが難しいという声も多く聞かれます。こうした背景から、以下の課題を同時に解決するシステムの必要性が見えてきました。

  • 雇用条件の変更を一箇所で行えば、勤怠・給与・社保へ自動で反映される仕組みが欲しい
  • 現場スタッフがスマートフォンやタブレットからも操作できる利便性が求められる
  • 中小企業の実態に即した、シンプルで運用負荷の低い設計が必要

解決アプローチ

本プロダクトが採用したアーキテクチャの核心は、「雇用契約書をシステム全体のSSoT(Single Source of Truth)とする」という設計思想です。雇用契約書には従業員の雇用形態・就業時間・給与条件・社会保険区分など、労務管理に必要な情報が集約されています。この雇用契約書データを唯一の正本として保持し、勤怠・給与・社保の各機能がそこからデータを自動派生させる構造を採ることで、転記という作業そのものをアーキテクチャ上から排除します。

従来の労務ツール群が「それぞれ独立したサイロ」として存在し、人間が橋渡しをしていたのに対し、romubaseでは雇用契約書を起点にした一方向のデータフローを設計することで、変更が自動的に各領域へ伝播する仕組みを実現します。

あわせて、現場での操作性を重視し、モバイル(iOS/Android)とWebブラウザの両方から同一の機能にアクセスできるマルチプラットフォーム構成を採用しています。スマートフォンしか手元にない場面でも、管理者権限の範囲内で勤怠の確認や申請処理ができるよう設計されています。

技術と設計の工夫

SSoT設計 雇用契約書を唯一の正本に
マルチプラットフォーム モバイル・Web両対応
開発中 現在リリース準備中

※ 定量的な導入実績・削減率等の数値は開発中のため掲載していません。詳細はお問い合わせください。

SSoT Architecture

雇用契約書SSoTアーキテクチャ

雇用契約書データをシステムの唯一の正本(Single Source of Truth)として位置づけ、勤怠・給与・社保の各機能がここからデータを参照・派生させる設計。条件変更は一箇所の編集だけで全機能に反映される仕組みを目指しています。

Auto Derivation

勤怠・給与・社保への自動派生

雇用契約書のデータを起点に、勤怠ルール・給与計算パラメータ・社保区分情報を自動的に派生させる仕組みを構築。転記という手作業をアーキテクチャ上で排除し、情報の整合性を構造的に保ちます。給与振込の全銀協フォーマット出力にも対応する設計です。

Multiplatform

Expo + Next.js マルチプラットフォーム構成

モバイルアプリはExpo(React Native)、Webアプリ管理画面はNext.jsで開発し、同一のビジネスロジックをモバイル・Webの両プラットフォームで共有。現場スタッフはスマートフォン、管理者はPCブラウザと、それぞれ使い慣れた環境で操作できます。言語はTypeScriptで統一し、型安全を確保しています。

Infrastructure

Supabase / Stripe Billing による基盤

バックエンドデータベースにはSupabaseを採用し、認証・リアルタイム更新・ストレージを統合的に管理します。SaaSとしての月次課金管理にはStripe Billingを採用する設計です。

安全設計

設計方針: 労務管理には従業員の雇用情報など機微性の高いデータが含まれます。romubaseでは、機微情報の取り扱いを他のデータフローから分離する設計方針を採用しています。具体的な処理の詳細はお問い合わせ時にご説明します。

データの整合性と安全性は、このプロダクトの根幹となる設計要件です。SSoTアーキテクチャによってデータの重複保持を最小化することは、更新漏れや不整合を防ぐだけでなく、管理対象となるデータの所在を明確にするという安全設計上の意義も持っています。

  • 機微情報の取り扱いは他のデータフローから分離する設計方針
  • SSoTによりデータの重複保持を最小化し、管理対象を明確化
  • Supabaseの認証基盤によりアクセス権限を役割ごとに制御
  • 操作ログの保持により変更履歴の追跡・監査が可能な構造

開発ロードマップ

romubaseは現在開発中のプロダクトです。中小企業の実際の運用フローを起点に、段階的に機能を確立しながら開発を進めています。いきなりすべての機能を一度に揃えるのではなく、「雇用契約書SSoTを起点とした一元管理」というコア価値を最初に確立し、そこから各機能領域を積み上げる進め方を取っています。

  • Phase 1: 雇用契約書データモデルとSSoT基盤の構築(コア)
  • Phase 2: 勤怠管理・給与計算パラメータへの自動派生機能
  • Phase 3: 社保手続き連携・全銀協フォーマット出力
  • Phase 4: 初期導入企業とのフィードバックサイクルを経た機能拡充

試用や導入についてのご相談は、現在の開発状況に応じて個別にご案内しています。ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

いつ使えるようになりますか?

現在開発中のプロダクトです。導入時期や試用についてのご相談はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。状況に応じて個別にご案内します。

既存の勤怠管理ツールや給与計算ソフトから移行できますか?

移行対応の方針については現在設計中です。既存ツールとのデータ連携・移行要件はご要望に応じて個別にヒアリングしています。どのようなツールをお使いかも含めて、まずはご相談ください。

どのような規模の企業を対象にしていますか?

主に中小企業の人事・総務部門を対象に開発しています。雇用契約書・勤怠・給与・社保の管理が別ツールや別ファイルに分散していて転記の手間が生じている組織に適しています。従業員規模の詳細な要件はお問い合わせ時にご確認ください。

労務管理の転記課題について、
まずはお気軽にご相談ください。

「うちの会社でも使えるか確認したい」「開発状況を知りたい」など、構想段階でのご相談も歓迎します。

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